魂活(タマカツ)とは

自分を大切にして、自分らしく生きる。

魂活(タマカツ)とは、自分を大切にして、自分らしく生きるための活動です。

私たちは日々の暮らしの中で、家族のこと、仕事のこと、周りの人のことを考えながら生きています。

その一方で、自分が本当はどう感じているのか、何を望んでいるのか、わからなくなってしまうこともあります。

そんなとき、少しだけ立ち止まって、自分の心に目を向けてみる。

誰かの期待や評価ではなく、自分自身の気持ちに気づくこと。

魂活は、そんな小さな時間を大切にすることから始まります。

魂活の3つの基本理念

くらべない・ジャッジしない・力まない。

この3つは、魂活(タマカツ)の基本理念です。

そして、自分の心を見つめるときに、いつでも立ち返ることのできる大切な言葉でもあります。

くらべない。

人にはそれぞれの経験があり、感じ方も違います。

誰かと自分を比べたり、過去の自分と今の自分を比べて、優劣をつけたりする必要はありません。

ジャッジしない。

怒りも、悲しみも、嫉妬も、後悔も。

自分の中に生まれた感情を、良い・悪いと決めつけず、まずは「そう感じているんだな」と見つめてみます。

力まない。

早く答えを出そうとしたり、無理に自分を変えようとしたりしなくてもいい。

今の自分に気づくことから始めていきます。

内観をしていて行き詰まったり、考えがぐるぐる回り始めたりしたときも、この3つに立ち返ってみる。

何かを達成するための決まりごとではなく、自分自身と向き合うときに、いつでも思い出せる基本理念です。

たとえ誰かと比べてしまっても、そんな自分を責める必要はありません。

「あ、今、比べていたな」

そう気づくことも、自分を知る一歩なのです。

見たくなかった自分も、自分の一部

自分の中には、好きなところもあれば、できれば見たくないところもあります。

人に優しくできなかった自分。

誰かを傷つけてしまった自分。

嫉妬したり、負けたくないと思ったりした自分。

そんな自分に気づいたとき、つい言い訳をしたくなったり、反対に、自分を責め続けてしまったりすることがあります。

でも、自分の嫌なところを認めることは、過去の行動を正当化することではありません。

誰かを傷つけた事実があるなら、その事実も含めて見つめる。

そして、自分の中にそういう一面があることにも目を向けてみる。

「ああ、私にはこういうところもあるんだな」

そう気づくだけでもいいのです。

明るいピースも、黒いピースも

私たちの心を、ひとつのパズルにたとえてみます。

そのパズルには、さまざまな色や形のピース(かけら)があります。

優しさや思いやりのような、明るいピース。

嫉妬や怒り、負けたくない気持ちのような、黒いピース。

どれも、自分の心を形づくっている一部分です。

黒いピースを無理に白く塗り替える必要はありません。

なくそうとしなくても、好きになろうとしなくてもいい。

ただ、そこにあると知っていること。

黒いピースも、自分の中にいてもいい。

それは、過去の行動を正当化することではありません。

自分を責め続けるのでもなく、見なかったことにするのでもなく。

自分の中に、どんな一面があるのかを知っていく。

大切なのは、黒いピースをなくすことではありません。

そこにあると気づいたうえで、これからどんな行動につなげていくのか。

その選択を、自分自身でしていくことです。

魂活では、そんな自分との向き合い方を大切にしています。

日常の中で、自分の心に戻る

内観には、一定の期間、日常から離れて自分自身を深く見つめる「集中内観」という方法があります。

私自身も集中内観を経験し、自分の過去や人との関わりを振り返る貴重な時間を過ごしました。

そして、集中内観を終えたとき、先生から日常内観の大切さを教えていただきました。

内観は、特別な場所で行って終わりではありません。

日々の暮らしの中にも、自分を見つめる機会はたくさんあります。

誰かの言葉に腹が立ったとき。

思いどおりにならず、悲しくなったとき。

同じことを何度も考えてしまうとき。

そんなとき、少しだけ自分の心に目を向けてみる。

「私は、どうしてそう感じたんだろう?」

「本当は、どうしたかったんだろう?」

すぐに答えが出なくてもかまいません。

くらべない・ジャッジしない・力まない。

この3つに立ち返りながら、今の自分を見つめていきます。

集中内観には、集中内観だからこそ得られる経験があります。

機会があれば、ぜひ体験していただきたいと思っています。

そして、日常の中でも自分を見つめ続けること。

最初は書いて整理したり、ワークシートやアプリを使ったりするのも、ひとつの方法です。

でも、道具を使うことが目的ではありません。

いつか特別な道具がなくても、暮らしの中で自然に自分の心に目を向けられるようになること。

それも、魂活(タマカツ)が大切にしている実践のひとつです。

自分を知り、これからの行動を自分で選んでいく。

そんな小さな積み重ねを大切にしています。

これからの人生も、自分らしく

これからの人生を、どんなふうに生きていきたいですか。

何を大切にして、誰と、どんな時間を過ごしていきたいですか。

自分らしい生き方を選ぼうとするとき、過去の経験や心の傷が、その選択を難しくしていることもあります。

もう終わったことだから。

今さら考えても仕方がないから。

そう思って、心の奥にしまってきたこともあるかもしれません。

もちろん、無理に思い出したり、向き合ったりする必要はありません。

でも、もし同じことで何度も苦しくなったり、自分の気持ちがわからなくなったりしたときには、過去を振り返ってみることも、ひとつの方法です。

あのとき、何があったのか。

自分は、どう感じていたのか。

今の自分は、その出来事をどう見つめているのか。

すぐに答えを出さなくても、過去のすべてを整理しなくてもかまいません。

くらべない・ジャッジしない・力まない。

今の自分にできるところから、自分の心に目を向けてみる。

過去を変えることはできなくても、これからの行動や生き方には、自分で選べることがあります。

そして、人生を重ねていく中で、自分が大切にしてきたことや、これから大切にしたいことを見つめる時間も、魂活のひとつです。

それは、これからの生き方を考えることにも、終活や「こころの相続」にもつながっていきます。

自分らしい生き方へ

自分の心を見つめていくうちに、少しずつ気持ちが楽になっていくことがあります。

気持ちが変わると、不思議と行動も軽くなっていく。

これまでためらっていたことに挑戦してみたり、自分の気持ちを大切にして、これからの行動を選んでみたり。

そうして、ワクワクすることに向かって一歩ずつ進んでいく。

気がつけば、それが自分らしい生き方になっているのかもしれません。

自分を変えようと力むのではなく、自分を知ることから始めてみる。

そして、自分の人生を、自分で選んでいく。

自分を大切にして、自分らしく生きる。

それが、魂活(タマカツ)の目指していることです。